栄養

栄養面における現代の子供の問題点

2020年11月10日

前回のコラムでは食の欧米化、栄養素の質の低下というところに少し触れました。

要は現代の子供は(もちろん大人も)栄養の偏り&栄養不足ということが考えられます。

そして、

・朝起きれない
・授業に集中できない
・キレる

といった子供も増えているようです。

正確な数字は正直わかりませんがそのように感じるという感覚です。

 

◆性格だと決めつけてないでしょうか?

「この子は朝が弱くてー」

「うちの子は集中力が長く持たない性格なのよー」

こんな会話を実際に聞いたことがあります。

(カフェでママ友の会話がたまたま聞こえてきました)

確かにこのような性格の子もいるかもしれません。

しかし、実は「脳みその栄養不足」という問題があるかもしれません。

 

◆脳みそのネットワーク

人間の思考や行動、感情を決めているのは脳ですよね。

脳では神経が張り巡らされ、

絶えず様々な情報をやりとりしているわけです。

その情報のやりとりには材料が必要なんです。

これを「神経伝達物質」といいます。

例えば、

神経伝達物質はスマホ通信で言うと「ギガ」だと思って下さい。

ネットを繋ぐにはギガが必要ですよね。

YouTubeを見過ぎてギガが一気に消費されて

「低速化」された経験ってないでしょうか?

あのときってネット繋がるのめっちゃ遅いじゃないですか。なんなら一向に次の画面に進まないみたいなこともあります。

「脳の栄養不足」とは「ギガがなくて低速化」された状態だと思って下さい。

脳の神経間の伝達に神経伝達物質というものが使われるためギガ不足になると頭がまわらなくなるんですね。

(神経って全部繋がってるわけじゃなくてちょっとだけ隙間が空いてるんです)

なので低速化された脳(栄養不足の脳)では思考が止まってしまったり誤った情報が伝達されてしまうわけですね。

※神経伝達物質に関しては違うコラムでまた詳しく書いていきます

 

◆体が弱い

・よく風邪をひく

・よく怪我をする

という話も聞きます。

免疫力が弱かったり、筋肉や骨をつくる栄養が不足している状態です。

ここを書き出すと長くなってしまうので別の機会にしたいと思います。

◆次回のテーマは家庭での食事についてです
#子供の栄養
#保護者の学び舎

#コーチの学び舎

 

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