ダイエットアドバイザーの大西健太です。
世の中には様々なダイエット方法がありますが「高タンパク質ダイエット」には警鐘を鳴らしたいと思います。
「低糖質&高タンパク質」というのがダイエット時の食事として定着してしまっています。
その危険性についてタンパク質の構造、そして消化吸収の仕組みから解説していきます。
結論
未消化のタンパク質は腸で悪玉菌のエサとなり腸内環境を悪化させます。
その理由を書いていきます。
是非、最後までご覧いただき、正しい食事の知識をつけて頂ければと思います。
タンパク質の消化吸収
タンパク質に限ったことではありませんが、食べた物は胃で消化され小腸で吸収されるという順序があります。
そして、消化吸収されなかったものは便として排出されるわけですね。
食べた物はどこにいくか
食べる→口→食道→胃→小腸→大腸→肛門→排泄
食べた時点で身になっていると思っている方が多いです。
残念ながらこれは間違いなんですね。
食べてから「消化吸収」されたものが身になるが正解です。
ということはちゃんと消化される必要があるということですね。
ここに高タンパク質が危険な理由があります。
高タンパク質ダイエットの落とし穴
タンパク質はとても大きい分子です。
アミノ酸が多数集まったものが一つのタンパク質と覚えてください。
そして、体内に吸収される際にゲートを通る必要があります。
そのゲートはとても狭く、大きい物は通れないんですね。
なので、大きいタンパク質はそのまま通れない(吸収)できないということになります。
タンパク質吸収のイメージ
・1000人が手を繋いでいる状態が一つのタンパク質
・2~3人が手を繋いでいる状態がアミノ酸
家の玄関を1000人が手を繋いだ状態では入れませんよね。(大豪邸は別ですよ。w)
でも2~3人なら家の中に入れるはずです。
大きな状態では入れない(吸収できない)ということです。
悪玉菌はタンパク質が大好物
タンパク質はまず胃の中で胃酸によって分解されます。
しかし、現代人は胃腸が弱い人がとても多いんです。
胃酸の分泌量が少なく、タンパク質を十分に分解できない人が多いということです。
そんな人が高タンパク質な食事を毎日繰り返したらどうなるでしょうか?
当然、消化不良を起こしてしまいます。
消化されなかった未消化のタンパク質は腸に流れていってしまいます。
そして、悪玉菌の餌となり、腸内環境が悪化してしまいます。
腸内環境が悪化すると
・便秘
・免疫力低下
・脳への影響→うつ症状
等の問題が起こってきます。
人間の体は腸内細菌に支配されているといっても過言ではないほど、腸内環境は大切です。
もちろんダイエットへの悪影響も大です。
まとめ
・タンパク質は消化吸収が難しい
・未消化のタンパク質は悪玉菌の餌となり腸内環境を悪化させる
・胃腸が弱い人が高タンパク質ダイエットをすると危険
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